作物による防除
作物による防除
病害虫にかかりにくい農作物や品種を用いる。
古くから栽培されている作物は、その地域の気候風土に
適していると考えられる。反対に白菜など新しく入ってきた
作物は日本の気候に適しておらず、無農薬栽培に
向かない物が多い。
病害虫には種子や苗から感染・侵入するものも多い、
従って無病で異物混入の無い種苗を用いる。
生育にバラツキがあると適切な管理が困難となる。
従って粒の大きさや形に注意して健全な種子を選別して用いる。
例えばイネの種もみを塩水に漬けることで比重の違いで
良い種もみを選ぶことができる。
ショウガやサツマイモなどは種芋の貯蔵中に低温に
遭遇すると腐敗や、その後の生育が悪くなるので貯蔵の
段階から注意を要する。